1976年愛知県生まれ、2002年京都大学大学院農学研究科栽培システム学専攻修了。

大学院を修了後、大日本印刷（株）の企画部門に所属し、一般消費財メーカーを担当。商品開発、ブランドコミュニケーション戦略立案、リテールサポート等、得意先のバリューチェン全般に亘る企業活動を支援し、各種テーマコンサルティング、プロモーション企画等に従事。

2012年、公益財団法人松下政経塾に入塾。在塾中より「日本農業の価値創造」をテーマに研究・実践活動を展開。卒塾後、農業の価値創造の一端を担うべく、「ユニバーサル農業」の実現を目指す公益活動としてアジアユニバーサル農業研究会を設立、また「ハタラク」ことをコンセプトにした事業会社、株式会社 de la hatarakuを創業。

人間の健全な心と体の育成に最も重要な食、そしてその食を支える農は、日本および日本人にとっては、伝統、文化、生活そのものであり、すべての人にとってあらゆる利害を超えて、人と人、人と社会、社会と社会との繋がりを育んでいくことが可能な共通基盤となり、新たな価値を創造していくものと考え、活動を展開。

農業の価値創造に向けたひとつの仮説として、農業の多様性、受容性に着目し、障がい者や高齢者、女性などありとあらゆる誰もが、分け隔てなく、様々な形で農業とそこから創出される食と関わることで、人間が持つ可能性を高めていき、お互いの長所を認め合い、支えあえるよりよい社会づくりを目指す。